
気体って
どうやって集めると思う?

袋を持って
わーーー!って走って集める

うん、違う…
理科の実験では気体を集める
3つの方法があるんだ
今回はそのことを勉強しよう

水上置換法について
水上置換法のやり方

水上置換法とは、上の図のように、水槽内に気体の発生源から管を入れて、その管口から出る気体を、あらかじめ水で満たした容器内に集める方法のことだよ

水上置換法では
集めた気体の量が分かりやすく
空気が混ざらないので
他の集め方に比べて
より純粋な気体が集められるんだ
水上置換法で集めることができる気体とは
水上置換法で集めることができる気体の特徴
水上置換法で集められる気体は、水に(① )気体だよ

答えです
①溶けにくい
途中に水中で水に溶けちゃうと
集まらないからだねー
水上置換法で集めることのできる気体の例

水上置換法で集めることのできる気体で
覚えておきたいのは次の4つ
これを覚えておけば
中1のテストなら大丈夫だ!
- 二酸化炭素(二酸化炭素は下方置換法でも可能)
- 酸素
- 水素
- 窒素
上方置換法について
上方置換法のやり方

上方置換法とは、上の図のように、発生した気体をさかさにした容器の上方までみちびいて、空気とおきかえて集める方法のことだよ
上方置換法で集めることができる気体とは
上方置換法で集めることができる気体の特徴
上方置換法で集めることができる気体は、水に(① )、空気より(② )が小さい(軽い)気体だよ

答えですー
①溶けやすく ②密度
空気より軽いから
フワフワ上に向かっていくからね
上方置換法で集めることのできる気体の例

上方置換法で集めることのできる気体
覚えてほしいのは1つだけ
- アンモニア

水素って確か
密度がめっちゃ軽いんじゃ?
上方置換法じゃダメ??

よく知ってるね!
水素は、一番密度が軽い気体なんだ
なぜ上方置換法がダメかというと
火を使うので爆発して危ないから!
安全上の理由で
上方置換法は向いていないんだよ
下方置換法について
下方置換法のやり方

下方置換法とは、上の図のように、発生した気体を容器の下方までみちびいて、空気とおきかえて集める方法のことだよ
下方置換法で集めることができる気体とは
下方置換法で集めることができる気体の特徴
下方置換法で集めることができる気体は、水に(① )、空気より密度が(② )(重たい)気体だよ

答え~🎵
①溶けやすく ②大きい
空気より重たいから
下に落ちていくイメージだ
下方置換法で集めることのできる気体の例

下方置換法で集めることのできる気体
覚えてほしいのは2つ
- 二酸化炭素(二酸化炭素は水に溶ける量が少なので、水上置換法でも可能)
- 塩素
今回のまとめ

気体の集め方、分かったか?
気体を作る実験では
必ず出てくる3つの方法だから
しっかり覚えるんだぞ

じっけん~🎵
楽しそう!ワクワク💗
今回はここまで、お疲れさまでした!
今回出てきた気体の作り方や性質について書いてるので、こちらも合わせて勉強をしよう
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