中学生にとって定期テストの前というのは、何とも言えない重たい気持ちになります。どれだけ勉強をしても不安になりますよね?
ではテスト勉強はどのくらい前から、各教科どのような勉強をやったら良いのでしょうか
いつテストがあるのかは確実に把握しておこう
何も考えずに日々過ごしていると、気づいたらテストが近づいて慌てることになります。4月に学校から配布される年間行事予定表に、定期テストの日にちは書いてありますので、その日は確実に把握しておきましょう
テスト勉強は最低2週間前には始めよう
多くの中学校ではテスト範囲が2週間~10日前頃に発表されるはずです。また部活動もこの頃になるとテスト休み期間に入ります。範囲が発表されるまでには遅くてもテスト勉強を始めましょう
ただし早く始めるに越したことはありません。テスト範囲は大体想像がつくので、3週間前から始めると余裕をもってテスト当日を迎えることができます
テスト勉強の進め方
「いつ」「何の教科を」「どこまで」やるのか大雑把に予定を立てる
テストまでの日にちを逆算して、「いつ」「何の教科を」「どこまで」やるのか予定表を作ることで計画的に勉強をすることができます
この時に注意することが3つあります
細かく予定を立てすぎない
この時点の予定は、あくまでも長い目で見た予定です。あまり細かく予定を立てても途中で思い通りにいかない可能性が高いので、ある程度おおざっぱな予定で大丈夫です
毎日全教科やるという予定をたてない
毎日全教科をやろうとする必要はありません。学校が終わり自宅へ帰ってくると、夕方になっています。平日はどれだけ頑張っても3~4時間が精一杯のはずです
全ての教科を毎日少しづつやるよりも、1日2~3教科を集中的に繰り返しやった方が、頭に入ります
テスト2日前くらいには終われる予定にする
テスト前日までのギリギリの予定ではなく、2日前くらいには終われる予定にし、残りの2日間は覚えていないことを集中的にやる期間にしましょう
次の日にやるところを細かく予定を立てる
先ほどの大雑把な予定以外に毎日、次の日に「何の教科を」「どこまで」やるか具体的な目標は必ず立てましょう
その際、「今日やったところで、分からなかったことや苦手だなと感じた部分」は次の日か、その次の日の予定に入れるように心がけましょう。連日やることで、苦手を克服できたり覚えることができます
「今日は疲れたから休もう」はNG
テストまで余裕があるときには、「部活で疲れたから」「1日中お出かけをしていたので時間がない」ということで、たまに休むことは問題はありません
しかしテスト対策期間についてはこれはNGです。「1日休むことで点数が大幅に下がるかもしれない…」くらいの危機感をもってください
学校から帰ったらなるべく早めにはじめ、夜は夜更かししないなどの体調管理をしましょう
各教科のテスト勉強でやること
国語
- テスト範囲の漢字を暗記(漢字学習帳やワークなどで指定されるはず)
- テスト範囲の学校のワークの問題を2,3回繰り返しやると一つの作品はほぼマスターできます
- 古文や漢文がテスト範囲に入っている際には、便覧に何度か目を通しましょう(時代背景や作者のことがカラーで絵入りで書いているので、意外と覚えやすいですよ)
国語は暗記教科ではないと思っている子もいると思いますが、定期テストに向けては暗記がメインになります
数学
- 学校の教科書やワークの問題については、全て解けるようにしましょう
- 教科書のその章ごと最初の方のページに書いてある太字の言葉の意味は、問1などで問われることが多いので、言葉の説明は暗記しておきましょう
- 解き方が分からない子におススメなのが、出典:ある男が授業をしてみたという葉一さんのYouTube動画です。「中1 数学 文字式」「中3 数学 二次方程式」などで検索し、苦手な部分をみて解き方を覚えてから問題集をやってみてください。本当に分かりやすいです
- 配点の多い「方程式の利用」などの【利用】問題は、問題集やネットを使って類似問題をやることで、色々なパターンに対応できます
「教科書やワークと同じ問題が出るわけじゃない」と思っている子もいるでしょうが、数字や言葉を変えるくらいで、実はある程度テストで出るパターンは決まっています
社会(地理・歴史・公民)
- 学校で配布されたワークを完璧にできるようにすると楽に点数をとれます
- 1度ワークをやり、間違えたところにはチェックをつけその部分は2日おきに見直しましょう
- 私のサイトは学校のワークに基づいて作っていますので、ご飯を食べながらやお風呂に入りながらなど、隙間時間にスマホで繰り返しやってみてください
このページの上に戻り、地理や歴史をクリックしてテスト範囲のページを開いてください
まだ1年生の部分しかできておらず申し訳ありません
理科
- 学校で配布されたワークを完璧にできるようにすると楽に点数をとれます
- 1度ワークをやり、間違えたところにはチェックをつけその部分は2日おきに見直しましょう
- 私のサイトは学校のワークに基づいて作っていますので、ご飯を食べながらやお風呂に入りながらなど、隙間時間にスマホで繰り返しやってみてください
- 計算問題などがある場合には、暗記ではなくどのような考え方でやっているのかを理解しましょう
このページの上に戻り、理科をクリックしてテスト範囲のページを開いてください
こちらもまだ1年生の部分しかできておらず申し訳ありません
英語
- テスト範囲の単語や熟語は必ず暗記
- テスト範囲の文法を覚えましょう
- 学校のワークを繰り返しやると、文法を理解することができます
- テスト範囲の教科書長文については日本語に訳せるようにし、その日本語をみて英語に直すことができるようになれれば、より良いです
文法についてはこのページの上に戻り、英語をクリックしてテスト範囲のページを開いてください。それぞれの文法ごと、練習問題付きで細かく作っているので役立ててください
英語もまだ1年生の部分しかできておらず申し訳ありません
体育・美術・技術家庭・音楽
授業で配布されたプリントや、授業中に先生から大事だよと言われた部分を中心に暗記をすると点数が取りやすいです
副教科については、学校の先生もテストで点が取りやすいような配慮をしてくれることが多いので、「〇〇はテストで出るよ」などとヒントをくれることも多く、その言葉を聞き逃さないように注意しておくべきです
あまり良いことではありませんが、副教科は問題傾向が毎年問題が似ていることが多いので、先輩から昨年の問題をGetする手も…5教科は入試にも必須の教科なのと、過去問とは違う形式で出題されるのでやめましょう
まとめ
このようなテストへの準備をしていくことができると、良い点数をとることができるはずです
この他にも塾や通信教育の教材を使っている方は、テスト前の対策もしてくれるはずなので、並行して取り組みましょう
どれだけ勉強をしても不安になるのがテストです。しかし、やったことはあなたの力になり本番で発揮できます。逆にやらないと出来なくて当然です
テストへ向けて、ぜひ頑張ってください!
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