今回は、ばねをつかった有名な問題にチャレンジしよう
テストでも必ず出題されるとても大切な部分なので、しっかりとマスターをしてね

2種類のばねに重りをつり下げる実験
力の違う2種類のばねA、Bに、20gの重りをつり下げ、ばねののびを測定する。おもりの個数を増やしていき、そのときのばねののびを測定してみよう
※単位がgのときには、Nに置き換えることができるようにしよう!ちなみに1Nは100gなので、今回の問題の20gは0.2Nになるよ
2種類のばねに重りをつり下げた測定値【結果】

おもりの個数(個) | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
力の大きさ(N) | 0 | 0.2 | 0.4 | 0.6 | 0.8 | 1.0 |
Aのばねののび(cm) | 0 | 0.8 | 1.7 | 2.4 | 3.1 | 4.0 |
Bのばねののび(cm) | 0 | 0.4 | 0.8 | 1.1 | 1.6 | 2.1 |
2種類のばねに重りをつり下げる【問題】
①表の結果をもとに、グラフを書いてみよう!

②変形しやすいばねは、AとBのどちらかな? ( )
③グラフから、力の大きさと、ばねののびにはどのような関係があるといえる? ( )
④このように、ばねののびは、ばねを引く力の大きさに比例するというような関係のことをなんという? ( )
解答と解説
①グラフは以下のようになるよ。測定値には誤差があるので、直線上より点の位置がずれる箇所が存在するんだ

②ばねA
同じ大きさの力を加えたとき、ばねBよりも、ばねAの方ののびが大きいので、ばねAの方が変形しやすいんだ
③比例の関係
④フックの法則
1つのばねを使った、力の大きさとばねののび
下の図は、長さ8cmのばねにおもりをつり下げたときの、力の大きさとばねののびの関係を表したグラフだよ

1つのばねを使った、力の大きさとばねののび【問題】
①力の大きさと、ばねののびにはどのような関係があるかな? ( )
②このばねを1cmのばすのに必要な力は何Nでしょうか? ( )
③300gの重りをつるすと、ばねののびは何cmになる? ( )
④200gの重りをつるすと、ばねの長さは何cmになる? ( )
⑤ばねにはたらく力の大きさと、ばねののびとの間にある比例の関係のことを何というか? ( )
解答と解説
①比例の関係
②0.5N
10cmばねがのびているとき、力の大きさは5N。したがって、10cm⇒5Nのなので、1cm⇒0.5Nになるよ
③6cm
100g=1Nなので、300g=3Nだよ
④12cm
この問題は、ばねののびではなく、長さを聞かれているので注意しよう!200g=2Nなので、ばねののびは4cmだね。したがって「元のばねの長さ8cm」+「のび4cm」=12cmが答えだよ
⑤フックの法則
今回のまとめ
ばねののびを使った力の大きさについて理解をできたかな?
グラフや計算も入ってくるところなので苦手だなと感じる人もいると思うけど、やり方をマスターすればそれほど難しくはないはず!
N(ニュートン)をgに置き換えることはできるかな?
0.1Nは何gかな?

答えは10g!
今回はここまで、お疲れさまでした!
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